玉能回路

週刊「玉能回路」は毎週水曜日更新です。


食の好み

  1. 2017/01/25(水) 09:00:00|
  2. 週刊「玉能回路」
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去年から少し 食べ物の好みが変わった
インフルエンザの高熱の後 さっぱりしたものばかり 欲っしていたからだろうか

脂っこいものや 青魚は敬遠組 
あれほど好きだった わさびも唐辛子も 辛さより痛さを感じて口にしなくなった

逆にこれまで少しで良かったお菓子や果物がおいしくてたまらない
お紅茶をゆったり淹れる機会が増えて コーヒーが減った

大トロより赤身 
マヨネーズもドレッシングも出番が少なくなって
オリーブオイルにお醤油たらり が 万能調味料になった

とは言っても
相変わらず ウナギも好物だし
お肉も食べる
お寿司は大好きすぎるし ラーメンも食べる
十分に脂ギッシュだ

だから ほんの すこしの変化 
身体が欲っするものに 微妙な入れ替えが起こったのだと思う
そんな自分の不思議が 面白くてたまらない

人間の身体は 食べたものでできていると 何かのコマーシャルで聞いた
あぁ だとすれば 私も すこし 変化しただろうか
すっきり さっぱり マイルドに いい味が出せているといいのだが




蝋燭の灯

  1. 2017/01/18(水) 09:00:00|
  2. 週刊「玉能回路」
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阪神大震災から 22年になるのだという
テレビの画面に映される 祈りの場面 
蝋燭のゆらめく炎の何と柔らかなことだろう

人の心の痛みや悲しみや 絶望から立ち上がる力に 
ゆらゆらと寄り添っているように見える

ふと 学生時代を 思いだした
クリスマスの深夜 音楽科の先輩をリーダーに 手作りのキャンドルを持って 牧師様や先生方のご自宅を回ったことがあった

真っ暗な庭先で キャンドルに火を灯す
一つだった明かりが 二つ 三つ 八つ 二十 と一列に繋がって 
讃美歌の本を照らして 小さな声で歌い始める モーニングクワイヤーだ

真っ暗な家に明かりが点き ご家族が窓やバルコニーを大きく開けて 
共に讃美歌を歌って下さる 

いつのまにか アカペラの4重唱 小雪舞う寒さも忘れ        
何とも言えない感動の中で歌い終えて
「メリークリスマス」と 囁く私たちに いくつかの祈りの言葉が返された

今思えば あれほど 真剣に 誰かのために歌い祈ったことは 
それまでの人生では 無かったことのように思う

神戸の光と あの日のキャンドルのゆらめきが重なってゆく

継続も力だが 経験もまた 力であろう
祈りの心であれば なおのことだ

さて この力 どこで どう 使おうか 






痛い文章

  1. 2017/01/11(水) 09:00:00|
  2. 週刊「玉能回路」
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書きたいと思うことが次々と沸いてきて 寝る間も惜しいと思う時もある

書きたいことが一行も文にならず 困り果てる時もある

昨年インフルエンザで高熱を出した
ガタガタと震え またたくまに体温は40度を越えた
タミフルを飲んでストンと下がったが 薬が切れると また熱が出た

今だから嗤いばなしだが
朦朧とする意識の中で このまま死んでしまうのかと思った
随分簡単に人は死ぬものだと思って また眠りに落ちた

この経験がいけなかった
このあと 体力を回復したにも関わらず 私の書く文章はひどいものだった
緊迫感 厭世感 悲壮感 が束になって気持ちに突き刺さってくる
そしてこんな時だからなのか 次から次から痛い言葉が浮かんでくる

今、秘蔵のノートを読み返すと、
 こんな 「痛い文章」を人様にお目にかけなくて本当に良かったと思う

 痛いのは 何だって苦手である
 憧れは 「痛くないよに 殺してよ 怖くないよに 化けて出る」の域 
いや粋さだ。

もう二度と あの熱の乱高下も御免こううりたいが
それより何より 
どんな時も 痛くない言葉を紡げる書き手になりたいと思う新年である。



GIFT

  1. 2017/01/04(水) 10:17:41|
  2. 週刊「玉能回路」
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私は無神論者のはずであるが 
時々 いやかなりの頻度で「神様」という言葉が口をついて出る

ちょっといいことがあれば 「神様の好意」だと思う
嬉しいことが起これば 「神様の贈り物」だと思う
「神様のいたずら」もあれば 「神様のきまぐれ」もある
「神様の出来心」もあれば  チャンスをくれる神様もある
時には 要らない「試練」をいただくこともある
今年は どんな神様が 私の暮らしを彩るのだろう

神道とも違う キリスト教とも違う しいて言うならサンタさんのように
贈り物の大きな袋を背負った 私の神様

人生はGIFT だと 誰かが 言っていた
きっと 誰の心にも 贈り物を背負った神様がいるのだろう

欲張りな私は 神様に注文をつける

「2017年が明けました 穏やかな年であるようにと希っています
 重たい荷物も 苦手になりました
贈り物は是非 ポケットに入るくらいの 小さなもので お願いします」



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