玉能回路

週刊「玉能回路」は毎週水曜日更新です。


うんうん

  1. 2016/10/26(水) 09:22:04|
  2. 週刊「玉能回路」
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沢山の人の声が聞けて 嬉しい日があった
しみじみ 幸せだと思った

話したいことがありすぎて 言葉にならず うんうんと頷きあって
うんうん が止まらない
これもまた 幸せだと 思った

色とりどり からだに優しいお重詰めのお弁当を作ってくれた人がいた
きんぴらごぼうにトッピングされたローストナッツが
口の中でプチっとはじけて 香気が漂う
作ってくれた人の声と笑顔が浮かんでくる

人は力 人は宝 しみじみそう思う
人に 恵まれる幸せ を ありがたいと思う

そしてペンを持てる幸せ

楽しいことを 本当に楽しく
嬉しいことを 本当に嬉しく
辛かったことは 柔らかい心で包みながら 書き続けたい

うんうん と この日常を噛みしめながら






目ヂカラ

  1. 2016/10/19(水) 07:20:57|
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わが愛馬 久しぶりに会えたというのに 目をそらした

「一体全体 何やってたんだよぉ 何か月も顔も出さずに
どんだけ 待ってたか わかってんのかよぉ」と 言いたかったのだろうか

「ぱたっと 来なくなったから 何があったのだろうと
ずっと 考えていたのだよ」と 穏やかに長老の威厳を見せつけたのだろうか

それとも
「あっ来た!びやぁー うれぴ ぶひっ ぶひゃ うれぴ
バナナ?うん うれぴ りんごも どーも ぶひっ ぶひゃ うれぴ」
と言う前に 少しカッコつけたのだろうか

厩舎を出した途端 孔雀の羽の様に 尾を高く振り上げ 広げ 上機嫌

事情があったとは言え 構ってやれなかった半年
人の言葉を話せたら うるさくて たまらないほど 文句を言うだろうか
いや 彼の性格なら この半年 声をかけ 愛情をかけてくれた 
沢山の人たちの話を 諄々と話すに違いない

水を汲みに行く私を目で追う
カメラを構える私をじっと見る もう素直な いつもの目
目ヂカラ なかなかのものである



 

いも名月

  1. 2016/10/12(水) 05:43:44|
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 甘いものが苦手だった私が
 お菓子をおいしいと思い始めた
  
 食後のフルーツなんて要らない要らないと言っていた私が
 果物屋に通い詰める

 何が変わったのだろう この大変化
 母にそっくりになってきた

 もう少しはやくこの波がきていたら
 母のお月見は もっと楽しかっただろうか
  

 明日は十三夜 
 母言うところの 「いも名月」である




大きな声

  1. 2016/10/05(水) 07:41:06|
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小学生の下校時、我が家の前を 子供らの大きな声が通り過ぎてゆく
 
何を話しているのだろう
 何に呼びかけているのだろう
 友達の名前を呼ぶのさえ お腹どころか全身で声を出している
 
 大人になると 小さな声で間に合ってしまう
 歌さえ 独り言のように 口ずさむ

 「投げたボールの行方を追って 見上げた空に何を見た
 ほら もう 柿の実の熟れる頃 空いっぱいの秋をみた」

 この歌をお習いした子供のころ
 私も大きな声で歌っていたのだろうか

 子供にも、どの時代にも戻りたいとは思わないが
 ふと 大きな声で誰かを呼んでみたくなる



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